ハピネスコレクションのサイト運営事務局スタッフが送る「知ってお得な iPhone 情報」こんにちはハヤ氏です。
iPhoneは年々機能アップと共に本体代金が値上がりしているため、おいそれと買い替えるのが難しいと感じませんか?
そのため全ての機能を使わず基本的な機能を使えればいいと思うユーザーが中古のiPhoneに流れています。
今回はiPhoneの中古のうちおすすめ世代機種、中古iPhoneを購入する際の注意点に合わせ、信頼できる中古ショップのご紹介をします。ぜひ役立ててくださいね。


目次

iPhoneでおすすめ中古品を選ぶ時の注意点

iPhoneの中古といってもすでに多くの世代が発売済なため適当に選んでも失敗します。
そこで中古iPhoneを購入する際の注意点をご紹介します。
- 最新iOSに対応している世代を選ぶ→iPhone 6s 以降(投稿時)
- アクティベーションロックが解除済
- 白ロムのiPhoneを選ぶ(赤ロムのiPhoneを選ばない)
- 自分のニーズを把握する
- iPhoneの容量はある程度割り切るのが吉
最新iOSに対応している世代を選ぶ
iOSの最新版は14.7(投稿時)で対応している世代はiPhone 6s 以降です。
中古のiPhoneを購入する場合はiPhone 6s以降の世代を選べば安定した状態で利用できます。
13→14といったように整数の数が増えることをバージョンアップデート、14.6→14.7のようにコンマ以下の数字が増えることをマイナーアップデートと呼びます。
バージョンアップデートとは大幅な改善が見込まれ、時に所有しているiPhoneが利用対象外になる場合があります。
反対にマイナーアップデートは小規模な修正やセキュリティー向上が期待できます。
どちらのアップデートも自身のiPhoneを守る上で大切なことですので、更新は行いましょう。
iOSとはiPhoneを動かすシステムのこと。
音楽を聴きながらLINEを返すような、複数の動作を同時に行えるようにiPhoneへ指示を出します。
ヒトに例えると脳のようなもので、iOSにエラーがあると動作に影響するため随時アップデートが必要となります。
参考:weblio IOSの意味・解説
参考:Apple サポート (日本) iOS 14 のアップデートについて
参考:Apple サポート (日本) セキュリティアップデート
アクティベーションロックが解除済
アクティベーションロックとは所有者以外の人間にiPhoneを使用できないようにする機能のことです。
アクティベーションロックはiPhoneに最初からインストールされている「探す」アプリの機能をONにすれば自動的に起動します。
紛失時には便利なアプリであるものの売却時にアクティベーションロックを解除しておかないと、元所有者以外使えない事態に陥ります。
アクティベーションロック解除方法4選
アクティベーションロックされたままの中古iPhoneを入手してしまったら以下の方法で解除しましょう。
確実なのは元所有者へ尋ねることです。
尋ねられない場合を避けるためにも購入は慎重に検討してください。
【アクティベーションロック解除推奨順】
- 元所有者と連絡を取れる場合:アクティベーションロック解除してもらう
- 元所有者と連絡が取れない場合:Appleに連絡をして解除依頼をしてもらう(購入証明書が必要)
- アクティベーションロック解除の専門業者を頼る
- アクティベーションロック解除できるソフトを使う
専門業者へ依頼する場合
個人情報を教えなければならないため、信頼や実績のある業者を選ぶ必要があります。
業者へロック解除を依頼し不具合が発生しても、Appleのサポート対象外です。自己責任でやりましょう。
アクティベーションロック解除ソフト
アクティベーションロック解除可能なソフトを使用する場合は最後の手段と考えてください。
業者利用と同じく公式で推奨されていません。
サポート外なのでソフトによる不具合は自己責任となります。
白ロムのiPhoneを選択する
白ロムのiPhoneは中古販売サイトや中古ショップ、近年ではフリマアプリでの取引が盛んです。
中古iPhoneを選ぶ際は白ロムを選択してください。白ロムとはSIMが抜かれた状態のiPhoneのことで、自身でSIMを挿入すればiPhoneを利用できます。
赤ロムの中古iPhoneには注意してください。赤ロムは正常動作をしないため、入手しても利用できません。
2つ意味がありここでいう白ロムとは販売済みの携帯電話のうち、電話番号やメールアドレスなどの情報が記録されているSIMカードが抜かれた状態の端末をいいます。
回線が未契約でまだ電話番号が記録されていない携帯電話(新品)端末のことも『白ロム』と呼ばれます。
参考:ゲオモバイル楽天市場店 赤ロム・白ロムって何?
赤ロムとは正常に動作しない端末を意味します。
iPhone本体代の分割払いが滞っている、何らかの理由で遠隔ロックされている状態です。
液晶ディスプレイ内のアンテナが赤色に表示されるため『赤ロム』と呼ばれるようになりました。
参考:ゲオモバイル楽天市場店 赤ロム・白ロムって何?
白ロムの中古iPhoneを安全にゲットする方法
赤ロムか否か判定できるサイトがあります。そこで〇と出れば白ロムです。
△は白ロムの一種ですが、売り払ったユーザーが本体代を完済していない、または未納する可能性があると判断されている状態です。
中古販売サイトではこの△状態のiPhoneが放出されており、万が一赤ロムになってしまったら保証対応を取ることが多いです。
事前に製造番号が分かる場合は自分で確認してみるのもいいでしょう。確認できるサイトは以下の通りです。
白ロムか否か確認する方法
利用中のiPhoneXR(ドコモ)で赤ロム判定サイトを利用してみましたので参考にしてみてください。
- 確認したいiPhoneの電話番号入力画面へ行き、「*#06#」と入力。
- するとバーコードのような画面が出ますので、そのうちIMEIの部分にある数字(15桁)をコピー
- 各通信業者の確認サイトにIMEIの部分にある数字(15桁)を貼り付け

私の場合はまだ分割払いが終わっていないので「△」の判定が出ました。
「〇」状態の白ロムをゲットしましょう。

iPhoneに対する自分のニーズをしっかり把握しよう
ご自身がiPhoneで何を求めているのかを把握するとミスマッチを防ぎ、余計な出費を抑えることができます。
- お試しでiPhoneを利用したい→古い機種でOK。iPhone8など
- 片手で使えるiPhoneを安価で使用したい→iPhone8やiPhone SE 第2世代など
- 少し型落ちのiPhoneを使いたい→iPhone XRやiPhone11
- キャリア利用する気はないけど最新版のiPhoneを使いたい→iPhone12シリーズ
人気モデルはiPhone SE 第二世代
現行モデルのiPhone SE 第2世代が人気です。
値段は低価格帯の4~5万円台、片手で持てるサイズなので多くの方にフィットしやすいことが人気の理由です。
Xシリーズや前世代のiPhone11も機能面で高評価
iPhone11やXRも人気で値段はSE第2世代よりはやや高めの7~8万円台です。
型落ちするものの現行モデルと比べて機能面に差があまりないため手に取る方が増えています。
モデル | 容量(GB) | 価格(価格.com 掲載時) |
iPhone SE 第二世代 | 64 | 39,961円~ |
iPhone SE 第二世代 | 128 | 47,081円~ |
iPhone11 | 128 | 74,420円~ |
iPhone XR | 64 | 57,800円~ |
iPhone12 | 64 | 84,004円~ |
iPhone12 Pro | 128 | 110,500円~ |
iPhone 8 | 64 | 46,500円~ |
iPhone12 Pro max | 64 | 122,360円~ |
iPhoneのストレージ(容量)はある程度で割り切る
「iPhoneでゲームをたくさんやりたい!」「iPhoneで写真をたくさん保管したい」と思う方が気にするのは容量。
だからといって大容量のiPhoneを選ぶと機種代が高くなってしまいます。
そこでおすすめなのがiCloud。
iCloudはApple社が提供するオンラインストレージ(記録装置)で、iCloudユーザーなら5GBまで無料です。
5GB以上は有料になりますがiCloudを利用すれば年々高くなる大容量のiPhoneを選択せずに済みます。
プラン名(容量) | 価格(税込) |
50GB | 130円/月 |
200GB | 400円/月 |
2TB | 1,300円/月 |
iCloudのメリット
iCloudを利用することにより自由な時間を増やすことができます。
iCloudを使うことで得られるメリットは以下の通りです。
- 5GBまでは無料で利用できる
- 大容量のiPhoneを選ばなくて済み経費削減
- バックアップを自動設定すれば手動でバックアップする必要ない
- 機種変更や紛失時にデータを復元しやすい
経費と手間が削減されるのが最大のメリットです。
iCloudのデメリット
過去オンラインストレージの情報漏洩ニュースが流れたため、iCloudに不安な方は一定数いらっしゃいます。
参考: IPA「 知らない間に情報を外部に漏らしていませんか? 」
~ クラウドサービスを利用する上での勘所 ~
まだ未使用の方は無料で使える5GBを試してみて、問題なければ使い続けてみるといいでしょう。


中古iPhoneの選び方

ここからは中古iPhoneの世代やシリーズ毎に差異を確認していきましょう。
違いを確認することにより、正確に自身のニーズを把握できます。
iPhone8 iPhoneXR の違い(基本的な項目のみ)
基本的な機能だけで十分な方はiPhone8でもいいのですが、iPhoneXシリーズは充電の持ちが改善されました。
ヘビーユーザーならXシリーズ以降の選択をおススメします。
iPhone8 | iPhoneXR | |
発売日 | 2017年9月22日 | 2018年10月26日 |
認識方法 | Touch ID | Face ID |
サイズ(幅×高さ×厚み) | 138.4×67.3×7.3(mm) | 75.7×150.9×8.3(mm) |
解像度 | 1,334×750ピクセル | 1,792×828ピクセル |
カメラ&カメラ | iPhone7とは大差なし | ポートレートモードなど 大幅に機能が追加・向上 |
ホームボタン | あり | なし |
バッテリー | iPhone7と変わりなし | iPhone8 Plusより 最大1.5時間長い |
ワイヤレス(連続通話時間) | 14時間(MAX) | 25時間(MAX) |
インターネット利用 | 12時間(MAX) | 15時間(MAX) |
ワイヤレス(ビデオ再生) | 13時間(MAX) | 16時間(MAX) |
ワイヤレス(オーディオ再生) | 40時間(MAX) | 65時間(MAX) |
※技術資料は最後にまとめて参考リンクを表示します。
サイズと重さの違い
2021年現在、ヒトの手のサイズに合わせて作られているのはiPhoneSE 第2世代とiPhone8。
iPhone12 Pro Maxは重さが200gを越えているので手軽に片手操作は難しい人もいるでしょう。
統計によると男性の手のひらサイズの平均値は183.4mm×58.1mm、女性の手のひらサイズは169.3mm×51.3mm。
世代が最新へ近づくにつれてサイズや重さは重くなる傾向です。
機種世代 | 幅×高さ×厚さ(mm)、重さ |
iPhone8 | 67.3×138.4×7.3 148g |
iPhoneXR | 75.7×150.9×8.3 194g |
iPhone11 | 75.7×150.9×8.3 194g |
iPhone SE(第2世代) | 67.3×138.4×7.3 148g |
iPhone12 | 71.5×146.7×7.4 162g |
iPhone12 Pro | 71.5×146.7×7.4 187g |
iPhone12 Pro Max | 71.8×160.8×7.4 226g |
指紋認証の有無
認証の違いも選択時のチェック項目となります。
iPhone8とiPhone SE 第2世代以外はFace IDです。
機種世代 | 認証方法 |
iPhone8 | Touch ID |
iPhoneXR | Face ID |
iPhone11 | Face ID |
iPhone SE(第2世代) | Touch ID |
iPhone12 | Face ID |
iPhone12 Pro | Face ID |
iPhone12 Pro Max | Face ID |
iPhoneが登場してしばらくの間はTouch IDが主流だったこともあり、Touch IDに慣れていた人はFace IDに中々慣れないことが多いようです。
Touch IDもFace IDも認証がうまくいかないとパスコード画面へ遷移するので、パスコードを使って認証解除した方が実は手っ取り早いです。
前提条件として設定したパスコードは忘れないようにしましょう。
Touch IDとは
ユーザーの指紋でロックを解除します。iPhone SE 第二世代、iPhone8で利用可能です。
手軽に解除できる点が人気の理由です。
参考: Apple サポート (日本) iPhone や iPad で Touch ID を使う
Face IDとは
現行モデルで主流のロック解除方法です。
最近では機能が向上し、マスクをしていてもロック解除が可能になりました。
参考: Apple サポート (日本) iPhone や iPad Pro で Face ID を使う

セキュリティ観点からすると微妙ではありますがパスコードの利用は有難いものです。
おすすめ中古ショップ

「フリマやオークションなどの個人間での購入は不安」と思う人は、赤ロム保証付きで販売している中古ショップがおすすめです。
赤ロム判定が出てしまったら同等品交換・返金対応などを保証をしてくれるサービスを赤ロム保証と言います。
特に中古ショップはiPhoneなどのスマートフォンを買い取るときに厳しい審査をしており、審査の際基準にしている「リユースモバイルガイドライン」があります。
今回はリユースモバイルガイドラインに則って買取を行い、赤ロム保証などを提供する中古ショップを3選ご紹介します。
リコレ!
大手通販サイトソフマップが運営する中古ネットショップです。
赤ロム対応にも力を入れており購入後3年以内なら返品保証してくれます。ただし返送代はお客様負担です。
リコレ!ではSTAY HOMEの影響を受けネットでも購入できるよう「リモート接客」を導入しています。
Windowsパソコンを通じて店員にリモートで接客してもらいます。
1人で購入するのが怖い方は相談相手がいるので安心して機種を選ぶことができます。
ゲオモバイル
メディアショップゲオグループが運営する中古モバイルサイトおよび店舗。
赤ロム保証は期間問わず同等品と交換もしくは返金対応です。保証を受けるには「納品明細書」が必要なので注意しましょう。
買取時にいわゆる分割払いが終了していないいつ赤ロム判定されるか分からない端末も受け付けていますが万全のサポートが充実しているため安心できます。
エコたんPREMIUM-ONLINE-
スマートフォン、iPadなど携帯機種メインの中古ショップです。
商品を格付けし、保証期間は格付け淳によってバラバラです。
万が一利用制限などエラーが生じた場合、格付け順や保証期間を問わず交換・返金対応をしてくれるので、安心して利用ができます。

まとめ
今回のおさらいをしましょう。
- 中古iPhoneの世代は6s以降を選択→iOS対応のため
- 赤ロムではなく白ロムを選択
- 不安な方は赤ロム補償をしてくれる中古ショップを選ぶ
- 求める機能や仕様をきちんと把握する
以上を心がけて選べばよほどのことがない限り選択ミスは起こりません。
格安SIMやサブ利用としても人気の高い中古iPhoneをこの機会に利用してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。