ハピネスコレクションのサイト運営事務局スタッフが送る「知ってお得な iPhone 情報」こんにちはハヤ氏です。
皆さんは、iPhoneの機能制限を使ったことがありますか?子供さんがiPhoneを使う時など設定しておくととても便利な機能ですよね。
ところが、最近では「設定したけれど機能制限解除の方法が分からずに困っている!」という人が増えているようです…。

この記事では、iPhoneの機能制限解除が出来ない時、何をしたら良いのか?困っている方に解除方法を紹介しています! この記事を読んでいただき、トラブル解消のお役に立てれば幸いです。
目次

iPhone「機能制限(スクリーンタイム)」の解除手順

解除方法はOSのバージョンによって違う
解除方法は、OSのバージョンによって違います。
まず、ご自身がお使いのiPhoneのOSを確認してみてください。確認方法はこちら⬇️
iPhoneのiosの確認方法は
設定 ⇨ 一般 ⇨ 情報 ⇨ システムバージョン から確認する
解除方法 iOS12以降の場合
お使いのiPhoneが、ios12以降の場合、機能制限の解除方法は、スクリーンタイムをオフにするだけです。
- 設定を開き「スクリーンタイム」を選択する
- 1番下までスクロールして「スクリーンタイムをオフにする」を選択する
- スクリーンタイムの4桁のパスコードを入力する
- 「スクリーンタイムをオフにする」を選択する
iPhoneの機能制限の解除方法は、iOS12以降のiPhoneから設定方法が変更になっています。

これでiPhoneの機能制限の解除完了です。
注意点:「パスコード」は機能制限専用の「パスコード」!
パスコードは普段利用する「ロック解除用パスワード」とは異なります。
機能制限のパスコードを忘れた場合は、記事後半「解除できない時の対処法」へと進んで下さい!
解除方法 iOS11以前の場合
お使いのiPhoneがiOS 11以前の人は、『設定』→「一般」→「機能制限」の順に選択し、パスコードを入力、「機能制限の解除」を選択すると解除することができます。
【iOS 11以前の場合】
- 「設定」を選択する
- 「一般」を選択する
- 「機能制限」を選択する
- 4桁のパスコードを入力する
- 「機能制限の解除」を選択する
- 「パスコードをオフにする」を選択する
解除できない時の対処法

iPhoneの機能制限は、機能制限専用パスコードを入力しない限り解除する事はできません。
- 最初に機能制限を設定したまま、特に使用する事が無く、いざという時に忘れてしまった……。
- 知らないうちにiPhoneの機能制限がかかってしまい、パスコードが分からない……。
などの場合は、こちらを試してみて下さい!
① パスコードを変更する
【iOS 13以降】のiPhoneでは、Apple IDを使って機能制限パスコードを変更することが出来ます。
Apple IDを用意してチャレンジしてみましょう。
- 「設定」を選択する
- 「スクリーンタイム」を選択する
- 「スクリーンタイム・パスコードを変更」を選択する
- もう一度「スクリーンタイム・パスコードを変更」を選択する
▽「スクリーンタイムのパスコードを忘れた場合の対処方法」についてYouTube動画 でも解説されています。実際の操作の流れがわかりやすいので、上記の手順と併せてご覧下さい。

② パスコードを忘れてしまった場合は?
iPhoneの機能制限解除するには、ご自身で設定した任意の4桁のパスコードを入力する必要があります。(起動時のロック解除パスワードとは異なります。)
間違えて入力するとペナルティーが発生する
しかし、忘れてしまった場合、間違ったパスコードを6回入力すると、それから1分間は機能制限パスコードの入力ができなくなり、さらに、1分間経過後も間違え続けると5分、15分、60分と入力出来ない時間が長くなります。
最悪は「初期化」しなければならない
それでもどうしても思い出せない場合はiPhoneを初期化し、『新しいiPhoneとして設定』することが必要になってしまいます。
どうしてもパスワードを思い出せない場合は「初期化」することになる!
初期化する場合は、写真やムービー、LINEデータ等、個別コンテンツ毎にバックアップ作業を行う必要があります。
機能制限が設定された状態で復元すると初期化の意味が無くなってしまうからです。
▼iPhoneのバックアップ、初期化に関してこちらの記事で詳しく解説していますのでお読みください。
そもそも、機能制限とは?

そもそも、iPhoneの機能制限とは何なのでしょうか。


iPhoneには、機能制限(ペアレンタルコントロール)という機能があります。iOS 12以降は「コンテンツとプライバシーの制限」に名称が変更され、「スクリーンタイム」から設定出来るようになりました。
主に子供にiPhoneを使わせる際に、余計な課金などが出来ないように機能制限をかける設定のことです。
どんな機能制限があるのか?
「スクリーンタイム」では、かなり細かくiPhoneに機能制限を加えることができます。例えば次のような制限です。
- 映画やアプリの年齢制限(「R15+」や「17歳以上」など)
- Siriへの命令に不適切な言葉を許可/禁止
- アプリごとに位置情報や連絡先、カレンダーの参照を許可/禁止する
- 特定のアプリしか使えない状態にする
- ゲームアプリの課金制限
- カメラやマイクを使えないようにする

必要に応じて様々な設定が可能です。
機能制限パスコードの設定方法
iPhoneの機能制限を設定するには、まずパスコードを設定する必要があります。パスコードを設定する手順は次の通りです。
なお、iOSのバージョンによって操作手順が異なるので注意して下さい。
iOS 12以降の場合
- 「設定」を選択する
- 「スクリーンタイム」を選択する
- 「スクリーンタイム・パスコードを使用」を選択する
- 4桁のパスコードを入力する
- 必ずメモする
- 確認のため、もう一度同じパスコードを入力する
iOS 13.4以降の場合は、パスコードを設定した後にApple IDとパスワードの入力を求められます。
▽ スクリーンタイムについては、こちらの記事で使い方を詳しく解説しています!
まとめ
iPhoneの機能制限を設定したけれど、解除出来なくなった場合の対処法について紹介しました。
1)設定を開き「スクリーンタイム」を選択
2)1番下までスクロールして「スクリーンタイムをオフにする」を選択
3)スクリーンタイムの4桁のパスコードを入力
4)「スクリーンタイムをオフにする」を選択
機能制限解除の方法は「スクリーンタイムをオフにするだけ」です。
しかし機能制限を解除する際の「専用パスコード」を忘れてしまうと、最悪の場合iPhoneを初期化するなど大きなリスクを伴うことになります…。
「専用パスコード」の取り扱いには十分気をつけ、必ずメモするなどして忘れないようにすることが大切ですね。